生態系や農地への影響が懸念されています。
「地球上最悪の侵略的植物」と言われる植物が、山梨県内で初めて確認されました。

浅川博仁 記者:
ここにありますね。びっしりと生えています。用水路ということですけど、水草が端から端まで生えていて、手前の水草の影響で流れが止まっているのでしょうか、ゴミが溜まっています。

幅約10mの水路を埋めつくしているのは…

南米原産の特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」です。
9月、甲府市の笛吹川支流1.4kmで初めて確認されました。

浅川博仁 記者:
水草が見つかった用水路の近くには、田んぼが点在していて、水路をつたって水草が入ってしまうと農作物に被害が出る可能性があるということです。


繁殖力と拡散力が非常に強く、田んぼに生えると機械での収穫が困難になったり、収穫量が減ったりと、農地への悪影響も懸念されます。

コメ農家:
怖いというか面倒が増えるというか、ちょっと困っちゃいますね。