手足や口の中に発疹が出来る「手足口病」の流行が拡大し、山梨県の富士・東部保健所管内で警報レベルとなりました。
手足口病は手足や口の中に2ミリから3ミリの発疹ができるウイルス性の感染症で主に夏の時期に5歳以下の乳幼児を中心に流行します。

この手足口病について富士・東部保健所管内では9月11日までの1週間に報告された患者の数が1医療機関あたり7.0人で警報レベルの5人を上回りました。

手足口病は通常、高熱が続くことはなく数日で治りますが、まれに髄膜炎や脳炎といった合併症が起き重症となるケースもあります。

くしゃみやせきといった飛沫や接触などで感染するため、県は手洗いの徹底など感染の予防を呼びかけています。
