「宝石のまち甲府」が大舞台で輝きました。
9月3日に国内最大級のファッションショーで県産ジュエリーを紹介するステージが展開され、人気モデルやタレントがその魅力を発信しました。

ランウェイを颯爽と歩くモデルたち。
身に着けているのは県産のジュエリーです!
9月3日にさいたま市で開かれた国内最大級のファッションショーTGC=東京ガールズコレクションで「宝石のまち甲府」をPRするステージが展開されました。

出演したのは甲府大使でモデルの高瀬真奈さんをはじめ若い世代に人気のモデルや芸人など総勢10人。

水晶宝飾協同組合と甲府商工会議所が共同で展開するオリジナルブランドの「クーフー」や「シンプリッチ」からネックレスやリングなど、あわせて25点を身に着けてステージを盛り上げました。

このうち、メインモデルを務めた新川優愛さんは…

新川優愛さん:
シンプルな中でも存在感があってかわいいですし、こういったジュエリーを身に着けるとテンションが上がるなぁと思います。

トップモデルの反応も上々です。
ショー全体の来場者はのべ2万人、ネット視聴者はのべ810万人と若い女性を中心に大きな発信力を持つTGC。

ステージを企画した甲府市に協力し、当日も現地を訪れた水晶宝飾協同組合の松本理事長は、初ともいえる大舞台に手ごたえを感じています。
水晶宝飾協同組合 松本一雄 理事長:
会場の迫力というか、マンパワーがすごくて、それで驚いたのと同時にやはりそういうステージで「宝石のまち甲府」という一つのアイテムをしっかりとPRできたというのは最高の喜びです。


水晶宝飾協同組合などによりますと、ショー当日となった3日までの1週間でシンプリッチ公式インスタグラムのアクセス数は8022件で、TGC開催前に比べ85%伸びたといいます。

また会場では全出演者の300人に若者向けの新ブランド「シンプリッチガールズ」のジュエリーを。来場者にもパンフレットを配布して口コミ効果を期待しています。

水晶宝飾協同組合 松本一雄 理事長:
あくまでもこれがスタートですので、これをしっかりと組合また業界全体で生かしていけるような場にしていきたいと思います。

甲府市はこの事業についてふるさと納税の寄付を募っていて集まった3600万円のうち一部が事業費にあてられました。

今回のショーが「宝石のまち」がより輝くきっかけとなるのか。関係者は今年11月に予定する魅力発信イベント「やまなしジュエリーウィーク」などにこの勢いを引き継ぎ集客につなげたいとしています。
