不登校の子どもたちの新たな居場所をつくろうと山梨県笛吹市と大手学習塾・甲斐ゼミナールが協定を結びました。

不登校支援で連携協定を結んだのは笛吹市と甲斐ゼミナールを運営するサンキョーで、18日双方の代表者が協定書にサインしました。

協定では甲斐ゼミナール石和教室内に学外教育支援センターを設け、様々な理由で学校に通えない子どもたちの居場所を作ります。

石和教室の近くには学校になじめない子どもたちを受け入れる「ステラ」という支援施設があり、笛吹市はまずは「ステラ」に登録しているおよそ30人の子どもたちが週に一回程度行き来できる仕組みを作っていきたいとしています。

甲斐ゼミナール 長田正樹校長:
「社会に十分出ていける子たちが多くいますので、社会の財産なので大事に育てていきたい」

利用は無料で甲斐ゼミナールがこうした協定を結んだ自治体は甲斐市に続き2市目となります。