旧萩藩御用窯として知られる萩焼の宗家、坂窯で13世・坂高麗左衛門の長男、坂悠太さんが14世・坂高麗左衛門を襲名しました。

14世 坂高麗左衛門
「高麗左衛門という代々続いてきた深さ、重さをしっかり新たに思い知らされたというか。これからの作陶に生かせていけたらなと考えています」

悠太さんはきょう付けで14世坂高麗左衛門を襲名しました。

萩焼宗家の坂窯は、母親の13世が2014年11月に亡くなって以来、高麗左衛門としての当主は不在となっていて悠太さんが当主として作陶活動を続けていました。

14世坂高麗左衛門さんは1988年、美祢市生まれの34歳です。
叔父である12世が2004年、54歳で急逝し母親とともに萩焼の宗家を引き継ぐことになりました。
萩市の高校から京都造形芸術大学に進学。
京都で7年間焼き物を学びました。

2013年に萩市に戻り、上品で柔らかい坂窯の伝統を受け継ぎながら輪郭を強調した新しい作品作りにも挑戦しています。

14代・坂高麗左衛門
「そもそも萩焼じたいも400年間同じ物を作ってきたわけではなくて、変遷を経ながら今現在がございます。そういった中で今の時代にふさわしい物は何かということはしっかり見ながらあるいは教えてもらいながら考えて作陶に望んでいきたいと考えています」

今後は、作品作りに専念し再来年に、襲名の個展を開く予定です。