我々が気になったのは「なぜ、ホワイト企業」なのか

岩楯教授
「最初は、「下剋上」のつもりで、フォロワー細胞が無理やりリーダー間に割り込んで、のし上がるというストーリーを組んでいたんですけど、(リーダー細胞が)手伝ってあげているんですよね。一緒に出世させてあげているって。そういう感じですかね。細胞集団の組織が、形がきれいなまま広がっていくっていうのは、企業の発展と捉えるのが一番自然かなと。」


この例えがしっくりきたという岩楯教授。研究成果の発表内容にも「ホワイト企業」の要素を盛り込みました。使用に描かれた細胞のイラストの隣には・・・ホワイト企業のイメージイラスト。


さらに、細胞の「抜擢人事」をわかりやすくするためわざわざぬいぐるみを購入し、人形劇まで準備!ちなみに、フォロワー細胞役はナマケモノ。


ナマケモノなのに、頑張っていればリーダーになれると・・・小さな笑いも忘れません。

とは言え、なぜ、手間暇をかけてまで「例える」ことにこだわるのでしょうか?


岩楯好昭教授
「例えないと、たぶん・・・食いついてくれないから、ハハハハハ・・・すみませ~ん。理学部だから、基本的には直接なんの役にも立たない研究をしているだったら、誰が見ても面白いことを目指さないといけない。遊園地でないといけない。」

研究は知的な遊び。
細胞を通じて「ホワイト企業」を説く岩楯先生は「ブラック企業」で傷ついた身体を早く癒やすことができるかもしれない研究に取り組んでいます。