『カレーに使われる香辛料が世界を救うかもしれない』という、山口大学の世界的な発見を紹介しました。すると5月、新たな発見の情報が寄せられました。


「魚の傷をあっという間に修復するのは、細胞たちのホワイト企業!?」

ホワイト企業とは、『待遇面で差別がない』『福利厚生が充実している』など、従業員にとって働きやすい企業の総称。細胞の中にも、傷を修復する会社や、栄養を運搬する会社があり、そこで働く細胞が働きやすいということなのでしょうか?

とにもかくにも、まずは、山口大学へ!理学部にある、こちらの研究室を訪ねました。


今回情報をくださった、山口大学理学部・岩楯好昭教授。
また、すごい発見をされたと伺ったんですが・・・

山口大学理学部・岩楯好昭教授
「魚の傷を修復するメカニズムの一部を見つけました。」

魚が傷を治せるメカニズム??「ホワイト企業」と、どんな繋がりがあるのでしょうか?専門的な内容なので、岩楯教授と研究員の沖村さん監修のもと、取材班が簡単に説明します。


魚は傷ついたとき、うろこの「ケラトサイト」と呼ばれる細胞の集団が大きくなり、傷を覆います。


今回発見したのは、この「ケラトサイト」の集団が早く大きくなる方法。
その細胞集団の先端には、リーダーの役割を果たす細胞がいて、「フォロワー細胞」を率いています。


そして、新たなリーダーになれそうな細胞がいたら、どんどん引っ張り上げてリーダーの集団に出世させるんです。こうして、細胞の集団を早く大きくし、傷を修復していく・・・ということなんです。沖村さんをはじめとする研究員が、東京大学などと共同で、4年かけて行った研究で発見。アメリカの科学雑誌にも掲載されました。