山形の冬の味覚、青菜漬。
山形市の直売所では、きょう販売が始まりました。
その人気ぶりを取材してきました!

報告・大塚美咲:「今日は雨が降っているんですが、ご覧ください。もう開店を待って並んでいる方がいます。いよいよ、青菜漬販売スタートです!」

1時間待っている人(南陽市から)
「去年食べられなかったので、もう売り切れでなかったんですよ。(今年は)友達にも約束してたので、送るからということもあって。絶対手に入れたいと思って来ました」

山形市のエーコープもとさわ直売所では、オープンの午前9時になると、待ちわびたお客が一目散にお目当ての商品に向かっていきます。

客「買わないと始まらないので。楽しみにして待ていました」

皆さんが買い求めているのは青菜漬。
ここ、本沢地区は、青菜の収穫量が県全体の7割を占める一大産地です。

客「ここのはちょっと味が違いますよね。秘伝のタレっていうんですかね、特別においしくて」

それもそのはず。人気の秘密はまさにその漬け方にあるそうです。

エーコープもとさわ事業部・横尾貴之 担当部長:「醬油ベースの秘伝のタレに漬け込んで、おいしく漬け込みをしています」

山形自慢の味は、県外からも待ち望む声があるようで…!

客(Q:どちらかに送るんですか?)「はい。娘のところに。千葉です。おいしいって。好きなんだよね、孫と2人して。食べたいなって言われれば、送ってやらないとね」

客「東京の友達に頼まれて(買った)。まだかって言われたけど、
 きょう発売だから来た。(東京の友達は)これがおいしいと。だから待ってるんだな~」

1日500袋限定で販売している青菜漬とおみ漬ですが、例年、早い日では午前11時前に売れ切れてしまうそう。

販売は、来年1月中旬まで続くということです。