山形県米沢市はきょう、2026年度からの開校を目指し準備を進めている中学校の統合について、統合後の新しい校名が決まったと発表しました。

米沢市は生徒数の減少に伴い、市内に7つある中学校を3つに統合する計画を進めています。

2026年度に開校する中学校は2つです。

現在の第二中学校と第三中学校は「米沢市立南成(なんせい)中学校」となり、第二中学校の敷地内に新たな校舎が建設されます。また、第四中学校と第六中学校は「米沢市立北成(ほくせい)中学校」で、第四中学校の校舎がそのまま使われます。

第一、第五、第七を統合した「米沢市立東成(とうせい)中学校」は2029年度の開校で、校舎は第一中学校を使用するということです。

校名に「成(せい)」の字をつけたことについて、米沢市では、上杉鷹山公の「為せば成る」の精神を統合後の生徒たちにも持ってもらい、「成長し続け未来に向けがんばってほしい」との思いを込めたとしています。

制服については、全ての中学校で統一のものとし、色違いの米沢織のネクタイをつけるということです。

また、新しい制服は、中学3年生の時に「南成」と「北成」に進むことになる、来年度の新入生から着用する予定だということです。