月山にも春の訪れです。

山形県の月山スキー場のオープンを前にゲレンデまで続く道路の除雪作業が行われています。

報告・棚橋祐太「晴れた快晴の青空に映えて美しい風景です。雪の壁が車の高さの2倍から3倍ほどまで来ているでしょうか・幻想的な眺めです」
除雪が行われているのは西川町の志津温泉から月山スキー場へと続く、県道・月山志津線です。

全長およそ5.4キロで、雪の多さから冬の間閉鎖されていますが、来月の月山スキー場オープンに向け今月上旬から除雪作業が始まり、見事な雪の回廊が姿を現しています。

きょう(20日)は7台の重機が除雪作業を行っていました。
報告・棚橋祐太「5.6m離れているこちらまで雪のしぶきが飛んできています。すごい迫力です」

この冬、比較的雪が少なかった県内ですが、関係者によりますと、月山周辺は例年並みの雪の量で今年も最大およそ9mの大きな雪の壁が出来上がりました。


村山総合支庁建設部・大谷宏史「概ね目標までの作業は進んでおります。山形県内で雪の回廊を見ることはできませんので、是非お越しいただければと思います。」
この除雪作業は今月23日ごろまで続き、来月10日には月山スキー場がオープンする予定です。
