高齢社会を支える地域の一員であることを自覚してもらおうと、山形県村山市の高校できょう(13日)、「認知症サポーター」について学ぶ講座が開かれました。
村山市社会福祉協議会・大場卓恵さん「(認知症の人が)できることを見つける・やってもらう・見守っていく。認知症の症状もそういった良い刺激を受けることで進行が遅くなる」

きょう(13日)、認知症について学んだのは、村山産業高校の2年生です。
「認知症サポーター」は認知症について正しい知識を持ち、当事者やその家族を見守るボランティアのことを指し、県内にはおよそ16万人いるということです。


高齢化社会が進む中、その存在はますます重要になってきます。
講師となった市の推進員は少しの変化に気づき、無理のない範囲でさりげなく手伝うことが大事だと話し、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
生徒「仙台にいるおばあちゃんが認知症なので、その時の対応を今回学べて、がんばっておばあちゃんに対応していきたいなと思いました」
講座を受けた生徒にはサポーターの証、「オレンジ・リング」が贈られ、これから高齢者を見守る活動を行っていくということです。