山形県酒田市の大学生が17日、市内の小学校で特別授業を行いました。

教えたのは・・・「公益」です。

酒田市立泉(いずみ)小学校で授業を行ったのは、東北公益文科大学で「公益学(こうえきがく)」を学ぶ学生たちです。

そもそも、公益とは?

東北公益文科大学・永迫悠心さん「誰かの役に立つ活動で、その活動から自分やみんなが笑顔になることをいいます」

学生たちは、まず、海岸の清掃や家庭で余っている食品を必要な人に届けるフードパントリーなど、自分たちが「公益」の考え方に基づいて行っている活動を紹介。


このあと、誰かを笑顔にするにはどんな行動や活動があるか、児童たちと学生が真剣に話し合いました。

学生「自分たちがやっていることでも身近にあるんじゃない?」「実質その行動一つで笑顔にさせられれば何でもボランティア」

授業を通じて、児童たちが考えた「公益」とは?


児童「いらなそうだなと思うものは買わない。使わなくなったものを新しくバッグとかに作り替える」

「公益」を考えることは、「みんなのために」を考えること。

授業を通じて、児童たちの中に公益につながる意識が芽生えたようでした。

東北公益文科大学・菅野野乃香さん「みえない誰かのためとか知らない人のために公益活動をすることが大切だと思っているのでそれが子どもたちに伝わったのでよかった」