山形県朝日町ではきょう(2日)、特別支援学級の生徒たちが学びの成果を披露しました。クリスマスを前に、笑顔のプレゼントになったようです。

生徒
「僕たちが作ったクリスマスリースです。どうぞご覧ください」

おそろいの法被を身にまとっているのは、朝日中学校の特別支援学級、「こだま学級」の生徒たち。

きょうは、町内の道の駅で9月から作ってきたクリスマスリースを販売します。


堀賢輝さん
「手作りの大変なところは、リースの土台を丸めるのが大変でした」
リースは、ほとんどが手作り。



学校で育てたサツマイモのつるや、町の人から譲り受けたワインのコルクが使われています。
身の回りの材料をどう生かすかも、生徒たちの学びになっています。
商品を渡す生徒
「ありがとうございます」
宮城県から訪れた人
「小学1年生の孫にちょうどいい。顔が可愛いし、全体的にしっかりと作られていていいと思う」

安藤とあさん
「難しかったけど一人でできました。みんなに買ってもらってうれしかったです」
リースを受け取った保護者も、我が子の成長を感じているようです。


母親
「去年よりすごくクオリティも高くなっているし、材料集めから一からがんばってやっていたので、すごいなと思いました」
息子・石塚蓮さん
「いいお母さんです。とても喜んでくれてうれしいです。がんばった甲斐がありました」
販売目標は100個!

生徒たちの成長がたくさん詰まったリースは、年内いっぱい、道の駅あさひまちで販売されているということです。