政府が6月7日に閣議決定した骨太の方針に、全国平均で最低賃金1000円以上を目指す方針が盛り込まれました。しかし、富山県労働組合総連合は、物価高が問題となる中、さらなる賃上げが必要だとして、最低賃金を全国一律で1500円以上に引き上げるよう富山労働局へ署名を提出するとしています。

最低賃金は、毎年夏に国の中央最低賃金審議会が引き上げの目安額を示して、各都道府県の審議会が各労働局に答申するものです。

去年の改定では、全国平均が930円で最も高い東京都が1041円、最も安い高知県、沖縄県が820円、富山県は877円でした。

政府は、6月7日に閣議決定した骨太の方針で、1時間あたりの最低賃金を2025年度をめどに全国平均で1000円以上を目指す旨を明記しました。

しかし、県労連は、長引くコロナ禍と物価の高騰により、さらなる賃上げが必要だとして全国一律1500円以上を訴えています。

また、最低賃金の引き上げに合わせて、中小企業支援策の拡充も求めています。

県労連は、富山の最低賃金審議会が始まる7月4日までに、賃上げを求める署名を富山労働局へ提出する方針です。