物価高や安全保障などが争点となっている参議院議員選挙の富山選挙区の情勢分析です。

チューリップテレビが先週末県内の有権者を対象に世論調査を実施し、序盤の情勢を分析したところ、自民党・現職の野上候補が幅広い支持を得て大きくリードしています。

参院選富山選挙区に立候補したのは届け出順に、日本維新の会・新人の京谷公友候補、自民党・現職で公明党が推薦する野上浩太郎候補、NHK党・新人の小関真二候補、共産党・新人の坂本洋史候補、諸派・新人の海老克昌候補、立憲民主党・新人の山登志浩候補の6人です。

チューリップテレビなどJNNと、毎日新聞は今月25日と26日に、県内の有権者を対象に携帯電話を使ったインターネット調査を実施し、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。

それによりますと、富山選挙区では幅広い年代から支持を受ける野上候補が大きくリード、京谷候補、山候補、海老候補、坂本候補、小関候補は伸び悩んでいます。ただ、3割以上が投票先を決めておらず、情勢は流動的です。候補者別に見ていきます。

野上候補を選んだ人のうち、自民党支持層は8割弱、無党派層は3割ほどを占めています。

京谷候補を選んだ人のうち、日本維新の会の支持層は3割強、国民民主党の支持層が3割弱です。

山候補を選んだ人のうち、立憲民主党の支持層は4割社民党の支持層が3割です。海老候補を選んだ人のうち最も多いのは政党要件を満たさない政治団体の支持層で5割以上です。

坂本候補を選んだ人のうち最も多いのは共産党の支持層で5割以上を占めています。

小関候補を選んだ人のうち、最も多いのはNHK党の支持層で5割です。

次は比例の投票先です。
政党別にみるとトップは自民党で28パーセント。一方、野党で最も支持されたのは日本維新の会で14パーセント。野党第一党の立憲民主党は3番手となっています。

県内の政党支持率です。トップは自民党で40パーセント、次いで日本維新の会が7パーセント、立憲民主党が4パーセントなどとなっています。一方、「支持政党なし」は34パーセントです。

岸田内閣の支持率についてです。
全体では「支持する」が45パーセントで「支持しない」を大きく上回っています。ただ、年代別にみると20代と30代は「支持しない」が「支持する」を上回り、10代では「支持する」と「支持しない」が同ポイントと、若い世代の支持率は伸び悩んでいます。

最後に参院選の投票について、「必ず行く」が52パーセント、「たぶん行く」が35パーセント。「行かない」と答えた人を大きく上回っています。参院選の投開票は来月10日です。