任期満了に伴う参議院選挙が22日公示され、富山選挙区には過去最多となる6人が立候補しました。ロシアのウクライナ侵攻による外交・安全保障や物価高対策などを主な争点に、18日間にわたる選挙戦に入りました。

富山選挙区に立候補したのは、届け出順に
▼日本維新の会・新人の京谷公友候補
▼自民党・現職で公明党が推薦する野上浩太郎候補
▼NHK党・新人の小関真二候補
▼共産党・新人の坂本洋史候補
▼諸派・新人の海老克昌候補
▼立憲民主党・新人の山登志浩候補の6人です。

京谷公友 候補:
「まだまだ行政にも素晴らしい資質、ポテンシャルがありますし、やはり健全な緊張感のもとに、より良い国家、地方自治体含めて、大きなビジョンと目的のもとに、価値を持った政治家が主導するべきだと思っております。一分一秒くまなく皆様にしっかりと活動をさせていただきたいと思います」

日本維新の会・京谷公友候補。消費税率5パーセントへの引き下げや、コロナ禍での社会経済活動の活性化を公約に掲げます。選挙戦では県内をくなまく回り、子育て世代や働く世代を中心に訴えを浸透させたい考えです。

野上浩太郎 候補:
「不安定な時代だからこそ、安定した政治が必要であります。国民皆様のお一人お一人の不安に寄り添って、そして国民の皆様の命と、そして暮らし、国土を守るという覚悟を持ち、そして地方から日本を立て直すと、こういう信念で、故郷富山県のため、そして日本のため先頭に立って働いてまいる決意です」

自民党の野上浩太郎候補は、内閣官房副長官や農林水産大臣としての実績を強調しました。選挙期間中、参議院幹事長代行として他県の候補者の応援に出かけることが多くなりますが、党の組織力をいかし前回選挙の33万9千票を超える得票数を目指します。

小関真二 候補:
「ほかの公共料金のように使ったものは払う、使わなかったら払わない、こういったものを明確にしていきたい、NHKの受信料の月2200円、受信料の無料化を考えております」

東京の通信販売会社で社長を務めるNHK党の小関真二候補は経済が停滞するいま、減税や社会保険料の見直しの必要性を訴えました。普段選挙に行かない人に関心を持ってもらおうと、SNSを活用して広く政策を訴えていく考えです。

坂本洋史 候補:
「日本を平和な国にする、その決定的な分岐点にあります。憲法改正の道を進んで、軍備拡張の道進んで、そして国民の暮らし壊す、こういう道にノーの審判を下すために、今度の参議院選挙を戦い抜こうじゃありませんか」

共産党の坂本洋史候補は、憲法9条を維持した平和外交と、消費税引き下げなどを訴えました。選挙戦ではインターネットやラジオの配信で幅広い年代にアピール。選挙に関心のない若者や無党派層の取り込みを狙います。

海老克昌 候補:
「政治に対して正しい判断をできる。そして正しく、声を挙げていける。そういった状況を作らなければ、今の日本を救うことはできません。日本の未来をしっかりと救っていける政党があるということ、多くの国民の皆さんに伝えていくそんな選挙戦を戦ってまいります」

政治団体・参政党の海老克昌候補は新型コロナ対策やがん治療の支援などを訴えました。大票田の富山市や地元・射水市を重点的に回り、YouTubeによる生配信も行って10代から30代を中心とした票の掘り起こしを図ります。

山登志浩 候補:
「人への投資として子どもたち、子育て世代を本気になって応援していくことを約束致します。家庭の経済力に左右されることなく、すべての子どもたちが人生のスタートライン、平等に立てるよう教育の無償化を進めます」

教育の無償化や児童手当の拡充を公約に掲げる立憲民主党の山登志浩候補。学習塾を経営していた経験をピーアールし、30代から40代の子育て世代を中心に訴えを浸透させたい考えで、連合富山を後ろ盾に20万票の得票を目指します。

富山選挙区では、過去最多の6人の候補が乱立した今回の参院選。物価高や円安に対する経済対策や、ロシアのウクライナ侵攻を受けた外交・安全保障、新型コロナ対策などを争点に論戦が繰り広げられる予定です。参議院選挙は7月10日投票で、即日開票されます。