9日午前、南砺市利賀村の小中学校の駐車場でクマ1頭が見つかり、約4時間後に駆除されました。

南砺警察署によりますと、9日午前7時55分ごろ、南砺市利賀村の小中学校の駐車場近くのサクラの木にクマ1頭が登っているのを職員が見つけ、警察に通報しました。

警察官5人と市の職員2人、ほか鳥獣保護対策実施隊員が警戒にあたり、約4時間後の11時ごろ、近くの藪の中にいたクマが向かってきたため、駆除したということです。

クマは体長およそ1メートル、体重約20キロで、南砺市によりますと親離れした成獣のオスとみられています。

小中学校の児童と生徒は登校したあとだったため、屋外での活動を除いて通常の授業は行われました。

また、午後5時半ごろ黒部市中陣地区の集合墓地の付近で、成獣のクマ1頭が捕獲用の罠にかかっているのがみつかりました。

市の鳥獣被害実施隊が駆けつけ駆除しましたが、近くで別のクマ2頭を目撃しました。猟友会を通じて、市職員や警察などが周辺をパトロールしましたが発見には至っていません。

市によりますと、最初に罠にかかったクマがメスの成獣だったことから、目撃されたクマは親子と見られています。

このほか、9日午後6時前には、4キロ離れた市内の笠破地域でも成獣のクマ1頭の目撃情報があり、市職員と警察などが警戒にあたりました。

黒部市と警察などは、10日も両地域周辺をパトロールするとともに、近くの住民には注意を呼びかけていく方針です。