落石のため通行止めとなっている立山黒部アルペンルートの立山有料道路は、現地調査の結果、落石の大きさや崩落の場所が3日、明らかになりました。依然として開通の見通しは立っておらず、春の観光に大きな打撃となっています。

落石があった現場 2日撮影

立山有料道路では2日朝、桂台からおよそ3・3キロの地点で落石が見つかり、スノーシェッドの屋根を突き破って土砂が道路をふさいでいたため、桂台から美女平までの区間が上下線で通行止めとなりました。


管理事務所が2日午後に現地調査を行ったところ、落石の大きさは直径1・8メートルで、道路の120メートルほど上の斜面から崩落したことがわかりました。

立山有料道路 桂台ゲート 2日


管理事務所は、ことしの冬は雪が多く除雪中に岩を含んだ雪崩が目立ったことから岩肌が削られ、前日に降った雨の影響もあって落石が起きた可能性があるとしています。

富山地方気象台によりますと、立山町芦峅寺では前日の1日昼前から午後8時にかけて断続的に雨が降り、1日を通して19ミリの降水がありました。

立山ケーブルカー 立山駅付近


一方、美女平へと続く立山ケーブルカーでは3日、通行止め区間を迂回するために室堂へ向かう観光バスからの振り替え輸送が相次ぎました。

管理事務所は片側1車線の通行を目指して復旧工事を行う方針ですが、開通時期は未定で、大型連休中の通行再開は困難な見通しです。