高岡市の女性3人を含む乗客7人が亡くなった関越自動車道の高速ツアーバス事故から29日で10年です。事故現場では発生時刻にあわせ、家族が犠牲者を追悼しました。

事故から10年となるこの日、事故現場の近くにはおよそ30人の遺族が訪れ、発生時刻の午前4時40分にあわせ、献花台に花を手向け故人をしのびました。

この事故は、2012年4月29日、群馬県藤岡市の関越自動車道で石川県から千葉県に向かっていた高速ツアーバスが道路脇の防音壁に衝突。高岡市の宮下紗知さん(当時19)と、林郁子さん(当時49)、長谷川茉耶さん(当時23)を含む7人が死亡、38人が重軽傷を負いました。

母を失い自身も重傷を負った林彩乃さん(33)は、10年たった今の心境を明かしてくれました。

林 彩乃さん
「変わらないですし、時間が経っても私たちにとっては母は母ですし、時間は経過していくだけで節目ではない、区切りではないので私たちがいる限りは忘れられない限りはずっと終わっていないことだと思います」