19日、宮城県石巻市で40歳以上のラガーマンが戦う「不惑ラグビー」の東日本大会が開かれました。各地から300人が参加し熱戦が繰り広げられたこの大会、仙台在住の82才のラガーマンに密着しました。

激しい肉体のぶつかり合い!攻守の駆け引き!そしてこのダッシュ!闘志あふれるプレーを披露するラガーマンたちですが、なんと全員還暦超え。

40歳以上のラガーマンが戦う「不惑ラグビー」東日本交流大会の一コマです。
コロナ対策が進み、先週末、石巻で3年ぶりに開かれました。

不惑ラグビーの特徴は、選手の年代によって分けられるパンツカラーです。
自分より年代が上の人へのタックルは禁止されていて、選手達はこのパンツの色で相手の年代を確認し、フェアプレーを心がけます。
今大会の最年長世代の色は紫です。

仙台のチーム、大坪征一さんは、御年82歳です。大坪さんは仙台市内でスポーツ施設の管理や補修を行う会社を経営しています。また、山元町でも津波被害からの「復興芝生」の生産を手がけ、まだまだ仕事も現役です。

山元町「復興芝生」を手がける


ラグビーを始めたのは高校で、その後大学、社会人になっても競技から離れることはなく、66年間、続けてきました。

大坪さんはこの日70歳以上の試合に参戦。開始早々見せ場を作ります。
フェイントで一人かわし、見事なパスワーク。ボ―ルを敵陣深くまで運びます。
その後も年齢を感じさせない激しいプレーを繰り広げましたが、関東チームの連携の前に惜しくも敗れてしまいました。

終わればノーサイド。大坪さんも敵味方関係なく健闘を称え合いました。

大坪征一さん(82)
「楽しかったですよ。みんなのびのび走ってね。みんなけがもなく、それなりに走っていた。このままの状態を維持していきたいですね。死ぬ時が引退」

大坪征一さん(82)


激しくぶつかりボールを奪い合うラグビー!このハードなスポーツが大坪さんの元気の源です。目標は90歳以上がはく金色のパンツでのプレー。大坪さんのラグビー人生はまだまだ続きます。