杜の都を駆け抜ける仙台国際ハーフマラソン。開催まで2週間余りとなりました。今年はエントリー8000人以上と多くの市民ランナーが大会に出場します。その中で、今回は83歳でのチャレンジとなる県内最高齢のベテランランナーをご紹介します。

健康維持で始めたら・・・

今年は例年より1ヵ月遅れの6月4日に開催される仙台国際ハーフ。過去、新型コロナによる中止などもありましたが、今年は8000人以上のランナーが出場予定です。その中で、県内最高齢のベテランランナーが…。

守信夫さん(83):
「長い距離を走るから仙人と呼ばれている」

仙台市太白区の守信夫さん、83歳。仙台ハーフは第2回大会から出場、80歳を超えましたが、今年も準備万端、レースにエントリーしました。

守さん:
「諦めたらダメだね。諦めずとにかくゴールして美味しいビールを飲む」

家具職人として働いていた守さん。30歳の時、健康維持のためにと軽い気持ちで始めたランニングでしたが、気が付けば続けること半世紀、国際レースにチャレンジするなど、徐々に己への挑戦になっていったといいます。

登山ランなど、挑戦の幅も広がりました。

守さん:
「四国88か所を走って回ったんです。ただ走っているより何か目標あれ頑張れますから。できれば90歳ぐらいまではフルマラソンを走りたい」

練習は午前6時前からほぼ毎日、10キロ以上走っています。