宮城県石巻市の北上川河口に打ち上げられたマッコウクジラの死骸が7日、埋却予定の砂浜まで運搬されました。
午前8時から行われた作業では市の職員と業者らがクジラを波打ち際から引き上げようと尾びれにワイヤーを巻きつけていきました。


我妻優記者:「クジラの大きな体がいま、重機に引っ張られゆっくりと砂浜へと引き上げられています」

重さ20tと推定されるマッコウクジラは、重機2台によっておよそ100m離れた埋却場所付近まで運搬されました。


石巻市産業部水産課 伊藤貴之課長補佐:「想定ですと2mほど掘って埋却したい。血や脂が流れ出ないように丁寧に作業したい」

このクジラは、2月4日、北上川河口で死んでいるのが見つかり石巻市は、砂浜に埋めることを決めていました。

地元の人「同じ哺乳類だからね可哀想だな」
クジラはこの後、体内にたまっている腐敗ガスを抜いてから砂浜に埋却されます。







