県民の「脳の健康寿命」を伸ばすことを目指します。
東北大学の川島隆太教授が監修した「脳トレ」のミニアプリが、宮城県の公式アプリ内で9日から提供されることになりました。

9日からサービスが始まるのは、ミニアプリの「みやぎ脳トレ」です。

脳科学の研究者で数々の脳トレゲームに携わってきた東北大学の川島隆太教授の会社が開発し、自らが監修を務めます。

6種類のトレーニングなどを通じ、認知機能をつかさどる脳の前頭前野を活性化させ脳年齢の若返りが期待できるということです。

村井知事が脳年齢を計測してみると…

村井知事:
「私65歳。あ~、年齢相応」

川島教授:
「これからやりこんでいただくと、知事も例えば30代40代まで脳年齢が若くなる」

村井知事:
「宮城県民は、無料で脳トレを使える。一人でも多くの人に脳トレを使ってもらいたい」

川島教授:
「宮城県の皆さんに広く使ってもらい、県民の皆さんの生活の質をしっかりと向上する」

この「みやぎ脳トレ」は、県の公式アプリ「ポケットサイン」の中で9日から提供され、県内に住民票のある人なら誰でも無料で利用することができるということです。

川島教授によると、頭の計算速度は20歳がピークでそこから年齢とともに落ちていくそう。
アプリ内の6種類のトレーニングは1日5分、ゲーム感覚でできて週3日以上続けると効果が期待できると話していました。