山岳遭難が発生した場合に、専用の発信器の電波を辿って行方不明者を捜索する「ココヘリ」というサービスがあります。

その「ココヘリ」とドローンを使った捜索訓練が行われました。

宮城県白石市で行われた「ココヘリ」の訓練には、警察官や消防隊員ら約30人が参加しました。
「ココヘリ」は、福岡県福岡市のベンチャー企業が開発した山岳捜索のサービスで、専用の発信器を身につけて山に入ることで遭難した際に、ヘリコプターなどが発信器の電波を検知し位置を特定することが可能です。

2025年12月5日は、ドローンを使いながら遭難者役の男性の位置情報を確認して捜索する訓練が行われました。

白石警察署・鈴木 竜也・地域課長:
「捜索活動の手法の一助にしたいと思い今回このような訓練を計画しました。いち早く救助者を見つけられるように訓練を実施していきたい」

「ココヘリ」は現在全国39の都道府県の警察や消防航空隊などで導入されています。

白石警察署が訓練を行うのは初めてで今後、山岳遭難の救助活動で活用することにしています。