仙台市出身の一力遼棋聖の4連覇がかかる囲碁の棋聖戦の第3局は仙台市内の会場で井山裕太王座との2日目の対局が行われています。

仙台市青葉区の宮城県知事公館で行われている棋聖戦七番勝負の第3局の2日目。

6日も一力遼棋聖が先に対局部屋に入りました。午前9時、一力棋聖、井山王座が5日の打ち手を再現した後、次の一手を記した「封じ手」が立会人によって読み上げられて、一力棋聖の83手目から対局が再開しました。

棋聖戦は囲碁の7大タイトルのうち賞金額が最も高く最高峰と位置付けられていて一力棋聖は「4連覇」がかかっています。7戦のうち先に4勝したほうがタイトル獲得となり、今回、一力棋聖と井山王座は1勝1敗で第3局を迎えました。決着は6日夕方以降になる見通しです。