仙台の老舗書店「金港堂」が市中心部にある本店を4月30日で閉店すると発表しました。突然の閉店の知らせに市民からは惜しむ声が上がっています。
仙台市青葉区のサンモール一番町商店街にある本店には12日、閉店を知らせる貼り紙が掲示されました。

金港堂によりますと、老朽化などを理由に本店ビルの取り壊すことになり、それに伴い4月30日で閉店することを決めたということです。突然の閉店の知らせに市民からは惜しむ声が聞かれました。

市民:
「時代ですかね。本は並んでいるのを選ぶのが書店だと思っていたが、時代は違う。だんだん(書店が)なくなっていくのは寂しい」
「老舗の書店だから寂しい」
1910年創業の金港堂は、県内で書店4店舗を営業していますが、泉パークタウン店、石巻店、大河原店の営業は続けるということです。本店閉店にあたり金港堂は「お客様には感謝の思いでいっぱいです」などとコメントしています。







