標高およそ2000メートル以下のいわゆる「里山登山」が人気を集めています。
密を避けられますし、日帰りで初心者の方でも楽しめそうですね。
ただ、日帰りの里山登山ならではの注意点もあります。
今回、山登りのベテランガイドに里山登山の魅力とともにお聞きしました。


今回やって来たのは長野市松代町の里山・奇妙山(きみょうさん)。


標高およそ1100メートルの人気の里山を案内していただいたのは県のカルチャーセンターで里山トレッキングの講師を務める野崎公夫(のざききみお)さんです。

散策を楽しみながら2時間ほどで山頂まで登ることができるという奇妙山。

登り始める前にまずは野崎さんから服装について注意点が…。


「まず長袖、一番は虫(の対策)あと靴、長靴、運動靴はなるべく避ける」

服装を整え、首や足首を回して準備運動をしたところでいよいよ出発です!

梅雨の晴れ間の山歩き。
道中では、季節の花々や…、キツツキが木をつつく音が訪れる人を出迎えます。


途中、標高900メートル地点の高見岩(たかみいわ)では北アルプスを望む絶景も!

日常の生活から離れ、気軽に自然を満喫することができる里山登山ですが、山特有の危険も潜んでいます。

例えば登山道。
ほとんど整備されていません。


さらに野崎さんは「登る際の目印となる案内板が山頂まで数えるほどしかない里山もある」と言います。


「こういうものを見て歩くいわゆる人工物ですね、そういうものを遠くから見つけるとだいたいこの道は間違いないと確信持てるんですよね」


「(道迷ったとき)必ず戻ってください、確信が持てるところまで戻ってそれからまた登り始めればいい」


県警は毎年、県内で発生した山岳遭難の件数をまとめていますが、里山は「その他の山」として集計。

折れ線で示した「その他の山」での遭難件数はコロナ禍となった2020年以降上昇傾向にあり、今年に入ってからは遭難全体の4割近くを占めています。