26日に続いて27日も野生の動物が長野市街地に出没しました。

26日はシカが県庁近く、長野駅構内、さらに市役所のそばで目撃されました。

27日は、イノシシが市役所近くの病院に侵入し、入院患者の男性が軽いけがをしました。


27日午前6時ごろ、長野市役所に近い鶴賀(つるが)病院に「イノシシが入った」と病院の職員から消防に通報がありました。

病院の関係者によりますと、イノシシは搬入口から入り、院内のガラスを割って入院患者と遭遇したといいます。


驚いた男性患者は転倒し、右手に擦り傷を負う軽いけがをしました。

イノシシは、市が委託した技術者が吹き矢で麻酔を打って捕獲。

体長1メートルほどのメスで1歳くらいの子どもと見られています。

近所の人は…。


「こんな街中へ~病院の中に入っちゃったなんて考えられない」

しかし、付近ではここ数年、イノシシの目撃情報があると言います。


「私も菜園やっているんです、そこを横切ったのは見たんです、(この近くで?)そうです山も食べ物がなくて下りてくるんですかね~」

さらに、きのう出没したシカとの共通点も…。

(記者レポート)
「イノシシが出た病院は線路のすぐわきに建っています」

鶴賀病院が位置するのは、JRとしなの鉄道の線路のすぐ隣。


26日出没したシカも、長野駅の構内や市役所近くの踏切で目撃されました。

さらに、5年前の同じ5月下旬には…。

(記者レポート)
「イノシシはこのマンションのエントランスを入り、ガラスを突き破りました」

JR長野駅近くにイノシシが出没。


散歩中の男性を襲った後、住宅街を動き回り、追いかける警察や消防と大捕物に…。


およそ5時間後に捕獲されました。

市の担当者によりますと、市街地でイノシシやシカなどが出没しやすい場所として、川や線路、道路などを挙げています。


(長野市農林部森林いのしか対策課・渡辺修課長補佐)
「川、道、線路といった山とつながっている視界が開けているまっすぐなもの、そういったところを通ってきてしまっている、この時期に出没しやすいとは感じていない」


市は、野生動物を見かけた場合は近寄らずに市や警察に連絡するよう呼びかけています。