ウクライナからの避難民が高森町に到着しておよそ1週間。
いまの思いと、祖国の現状を語りました。

(パリツカ・ユリアさん)
「日本の皆さんや受け入れてくださった人たち全員に心から感謝している」

高森町に避難しているのは、3歳から19歳の子ども6人と、母親3人の合わせて9人です。

9人は、国内外で空手を指導するNPO法人「禅道会(ぜんどうかい)」のウクライナ支部の会員やその家族で、町内に住む代表の小沢隆(おざわたかし)さんを頼り、4月30日に来日しました。

現在は町内の温泉宿泊施設に滞在していて、祖国の現状や今の気持ちを伝えたいと会見を開きました。

(スタシウク・ディナさん)
「毎日、夜でも2~3時間おきに(空襲の)サイレンが鳴って子どもたちもとてもおびえていた、初めての海外で気が重かったが実際に日本に来てとても温かい歓迎を受けて何回も感謝の言葉を送りたい」

(ダビドくん)
「毎日安心して寝て起きれることはとてもうれしく思う今の生活は不自由はなくとても幸せ」

19歳のクズニェツォバ・カテリーナさんは、10歳の弟と避難してきました。

両親はウクライナで喫茶店を営んでいて、戦闘の支援などで国に残ったといいます。

(カテリーナさん)
「両親と離ればなれになっていてとても気が重く思っているここに来てもまだ2人だけの生活になれていない」

それでも、日本での暮らしで前を向き始めています。

(カテリーナさん)
「ウクライナへの支援でたくさんの人が闘ったり助け合ったり思いもしなかったことができるようになっている今の支援を通してウクライナの人も強くなっているウクライナは必ず負けないと思っている」

9人は今後、町営住宅や県営住宅に移る予定で、子どもたちの学校や保育園、母親の仕事などは町が支援することにしています。