こちらの画像は割れた車の窓ガラスです。
長野県上田市で17日、国道を走行中の車に猟銃の弾丸が直撃しました。
運転手の男性が当時の恐怖をかたりました。


一面にひび割れた車の窓ガラス。

17日、上田市平井の国道を松本方面に向かって走行していた乗用車に猟銃の弾丸が直撃し、後部座席の窓ガラスを貫通しました。


「いきなりパンッ!という音とともに車内が白くなるような感じで振り向いたらガラスが割れていた」


こう話すのは、車を運転していた男性です。

「ガスボンベが破裂したような音だったので、でもそんなもの車の中に入っていなかったので「なんだろう?」と、20センチとか30センチしか離れていないので、弾と私がいた場所は左ハンドルだったので、ほんのちょっとずれていたら私の体にそれが入っていたんだと思うとゾッとする」

市や警察などによりますと、当時、複数人の猟友会員が国道近くの山林でシカの駆除を行っていました。


「シカをしとめるために撃ったものだと、(シカを)貫通した弾が当たったのではないかと(撃った人に)言われた」

鳥獣保護法では、住宅などが集合している地域や、発砲した弾丸が人や建物などに到達するおそれがある地域における猟銃の使用は禁じられています。

当時、シカの駆除は、国道の南側にある山林で行われていました。


山から国道近くの川の方へ逃げたシカに発砲した際、何らかの原因で弾丸が土手の上の国道を走っていた男性の車を直撃したとみられています。

(近所の人)
「危険を感じますよね、やっぱり不安ですよね」「(猟友会は)シカの駆除をしてくれている、その時は有線で流してきょう駆除しますということを言ってくれてたんだけど、今回の猟銃の音はそういう連絡が何もなかった」

男性によりますと発砲したのは80代の猟友会員で、車の修理代を弁償するなど謝罪があったということです。

男性にけがはなかったものの、事故以降、山道を通ることに恐怖心を抱くようになったといいます。

「国道の近くでいくらシカの駆除だといってもやるにしても麻酔銃使うとか民家の近くなんだから、
狩り(駆除)に入っているというのがわかるようにして欲しい、今回のように道路沿いでやるのであれば看板を掛けるとか」


上田市は事前に場所と時間が把握できた狩猟などについては、有線放送で周知していますが、法律で定められているものではなく、把握できない場合もあるとしています。

警察は鳥獣保護法違反の疑いの可能性もあるとして調べを進めています。