恒例の「日本語スピーチ大会」です。中国やミャンマーなど21の国から約240人の留学生が日本語を学ぶ岡山外語学院で行われました。

(インドネシアからの留学生、リフカー サビラさん)「今、私は日本にいます。なぜでしょうか、あのとき、私にとってこのチャンスを絶対に無駄にしたくないと思ったのです」

日本語や日本のマナーを身に付けてほしいと毎年開かれているスピーチ大会です。今年は、予選を勝ち抜いた7か国の11人が挑みました。留学生らは日本での生活や自らの夢など「伝えたいこと」を2か月間かけて練習し、審査員らは5分間で言語力や表現力などを審査していきました。優勝したのは、バングラデシュから来日してまだ10カ月というマムンさんです。

(バングラデシュからの留学生、カーン エムディ マムンさん)「夢を実現するためには、(1)意欲(2)自信(3)勇気、この3つのことが必要だと思っています」「バングラデシュのような発展途上国では、長期にわたり失業状態にあるという問題は、私は少しずつでもなくしていきたいと思います」

(岡山外語学院 片山浩子理事長)「感じてきたことなどを素直にユーモア交えて話をしていました」

留学生は今後、観光地めぐりや清掃ボランティアなどを通じて、日本の文化についても学んでいくということです。