地震によって陸路が使えない事態に備え、岡山県警のヘリコプターが倉敷中央病院への被災者搬送訓練を行いました。

訓練は、南海トラフ地震の発生により岡山県南で震度6強を観測したという想定で行われました。

岡山県警のヘリコプター「わしゅう」が出動し、倉敷警察署管内の倒壊した家屋から、頭などに大けがをした男性を倉敷中央病院に搬送しました。陸路が使えなくなった事態に備える今回の訓練は6年ぶり4回目となります。

(倉敷警察署 池田辰夫署長)「久しぶりの訓練だったのでパイロットの方も大変だったと思うし、病院との連携というのがなかなか今までやっていなかったので、今日いい訓練ができたと思っております」

岡山県警では今後も病院との連携を強化し、災害の発生に備えたいとしています。