明治時代、岡山に日本初の孤児院をつくった石井十次。9月には、その生涯をテーマにした市民ミュージカルの上演が予定されています。出演者の中に、十次に憧れ出演を志した、現役医師の女性がいます。彼女が惹かれたのは、十次の「命との向き合い方」でした。

女性医師がミュージカルに挑戦 宣教師を演じる

「児童福祉の父」と呼ばれる、石井十次。

現在の岡山市北区に日本初の孤児院を構え、身よりのない子どもの救済にその生涯を捧げました。

その石井十次の生涯を描くミュージカル。9月の上演に向けて、稽古が進んでいます。

プロの俳優も参加する中、演劇初挑戦の女性がいます。

(アダムス役 中尾愛さん)
演じるのは、十次の孤児院の運営を支援した宣教師アダムスです。

ミュージカルでは1891年、明治24年の濃尾地震で家族を失った孤児を港で出迎えます。

(岡山博愛会 御幸町クリニック 中尾愛さん)「目線を合わせてかがみこんで抱きしめたり、頭をなでたり『よく来たね』とかたくさん声をかけています」