今年7月に高松市で行われるG7都市大臣会合を前に、世界に香川県をアピールします。フランスの旅行メディアが情報発信のため高松市の観光地などを取材に訪れました。


去年(2022年)完成した屋島山上にある交流拠点施設「やしまーる」、フランスの旅行メディア「ツアー・マグ」の記者、ルクセル・ケビンさんが訪れました。屋島からの風景など高松の見どころをフランスに発信するための訪問です。

(TourMag記者 ルクセル・ケビンさん)「すばらしいです。フランスにもありますか? いいえ、フランスにも美しい所はたくさんありますが、この高松のような風景はありません。」

世界中から注目が集まるG7サミット。2016年高松市で情報通信大臣会合が行われたときにも世界各国のメディアが訪れました。

屋島源平合戦のパノラマを興味深そうに見ていたケビンさん。香川県が新たにできた観光拠点施設を紹介したのは、7月に高松で開かれるのが都市大臣会合ということことならではの狙いがあります。

(香川県サミット閣僚会合推進室 小國友章室長)「この香川高松がどういうふうに都市作りに取り組んでいるかという視点でお伝えしていって、こういった新たな施設を紹介することで、香川に人を呼び込んでいきたい」

ケビンさんは大臣会合でさらに注目される高松を、旅行会社向けの情報サイトなどで紹介する予定です。

(Tour Mag記者 ルクセル・ケビンさん)「高松以外も新たな発見があると思います。世界中のたくさんの人が興味をもってくれるのでは」

香川県は今後各国のメディアを招待し、大臣会合を機にインバウンド客のさらなる誘致を図りたいとしています。