西日本豪雨で被災した岡山市北区牟佐の畑で、今年もヒマワリが咲き始めています。復興などを願って植えられたもので、今では夏の風物詩となっています。

(望月陽茉莉キャスター)
「広大な敷地にヒマワリが植えられています。現在はまだ一分から二分咲きほどですが、鮮やかな黄色い花が少しずつ景色を彩り始めています」

約15万本が植えられた岡山市北区牟佐の「牟佐大久保ひまわり畑」です。

この地域は、2018年の西日本豪雨で旭川が氾濫し、農地や農作物が被害を受けました。

その翌年、被災した農地の土壌を回復させようと、黄ニラ農家の山本浩貴さんが試験的に始めたのが、この「ひまわり畑」です。

当初の目的は「土づくり」でしたが、鮮やかな景色がSNSなどで話題になり、近年では多くの人が訪れる夏の人気スポットになりました。

(山本浩貴さん)
「ここしかない自然というか、川があって山があって自然豊かなところなので、こういうところがあるっていうのを知ってもらって、地域にも還元できるような、そういうサイクルができたらいいなと思います」

今月(7月)25日と26日には、キッチンカーや屋台などが並ぶ「牟佐大久保ひまわりマルシェ」が開かれます。会場では、畑のヒマワリを活用したクラフトビールも販売される予定です。

見ごろは来週中になる見込みですが、マルシェでは少しずつ咲き始めたヒマワリとともに夏の雰囲気を楽しめそうです。復興への思いも込められたヒマワリ。今では地域を元気づけ、多くの人に笑顔を届ける存在になっています。