様々な物の価格が上がる中、先月(4月)の輸入牛肉の価格は過去最高値を記録しました。岡山市内の焼き肉店からは悲鳴が聞かれますが、価格高騰の背景には何があるのでしょうか。

躍る脂が食欲をそそります。

(甲野良輔キャスター)
「いただきます。とても柔らかくて、脂がのっていておいしいです。

こちらのお肉はアメリカ産なんですが、近年、輸入牛肉の価格が高騰しているというのです」

岡山市北区の焼き肉店です。

輸入牛肉の価格の高騰に店主の小椋さんも頭を悩ませています。

(焼肉ホルモンおぐさん店主 小椋祐典さん)
「これはタンですね」
Q.どこ産ですか?
「これはアメリカ産を使っています」
Q.タンの仕入れ値は上がっていますか?
「仕入れ値は天井知らずで、ずっと半年に1回ぐらいの周期で上がっていますね」

店では、アメリカ産やオーストラリア産、国産の牛肉を仕入れて提供しています。中でも、特に値上がりしているのが…。


(焼肉ホルモンおぐさん店主 小椋祐典さん)
「お客さんもタンとかハラミすごく好きで食べていると思うんですけど、取れる量は少ないので、その分出ていく量は多いけど、仕入れられる量は少ないというので、タンとハラミとか希少部位と言われる部分はすごく値段が上がっている」

農林水産省によりますと輸入牛肉の平均小売価格は右肩上がりで、先月は100グラムあたり424円と過去最高値を記録。背景にあるのは、アメリカ産牛肉の生産量の減少や牛肉需要の高まりです。また、中東情勢の悪化に伴う物価高も追い打ちをかけていると言います。

(焼肉ホルモンおぐさん店主 小椋祐典さん)
「原油価格の高騰で、飼料の値段も上がったりするでしょうし、仕入れのガソリンとか輸送費も上がっているので、仕入れ業者のコストも上がっていっている」

それでも、今年に入ってからは値上げに踏み切らず、メニューの刷新などで耐えてきました。

(焼肉ホルモンおぐさん店主 小椋祐典さん)
「これからどんどん値段が上がっていくと思うんですけど、なるべくお客さんに求めやすい値段で、これからもどうにか企業努力して頑張っていきたい」

止まらない価格の高騰…。利益を出すための模索が続いています。










