世界で戦ったアスリートが高校生を熱血指導です。サッカー元日本代表の槙野智章さんがきのう(9日)、善通寺市の尽誠学園高校を訪問しました。

2018年のW杯の日本代表で、Jリーグの広島や浦和などで活躍した槙野智章さんです。
(槙野智章さん)
「少しでもみなさんのレベルアップを含めて、力になれたらと思います。はつらつとしてやりましょう」

高校生世代の育成をとアディダスジャパンが企画したイベントで、今回は尽誠学園サッカー部が選ばれました。この日の練習は自陣深くでボールをつないで相手の守備を崩しながら攻める「ビルドアップ」です。

槙野さんは、ポジショニングやパスをつなぐ位置など、プロの世界で培った技術を高校生に伝えました。
(槙野智章さん)
「バックパスに対して止める選択肢を入れるのではなくて、まずは攻撃方向を見ること。どこでスイッチを入れるのか。ワンタッチのパスだったり、前を意識する」
全国大会出場を目指す、尽誠学園サッカー部です。高校生にとって槙野さんからの指導は貴重な経験になりました。
(尽誠学園サッカー部 福田尚央キャプテン)
「指導を受けて、普段プレー中に考えられてないことが発見できたと思います」

(槙野智章さん)
「この年代はたくさん失敗して、たくさんのエラーを出さないといけないし、そこから学んで、自分の課題に向き合うこと、この時間を大事にしてもらいたい」

アディダスジャパンは、今後もイベントを通じて日本のサッカーを盛り上げたいとしています。










