おととい(9日)の夜、高梁市川上町地区で開かれた「マンガ灯籠まつり」です。

掛け声にあわせて練り歩いたのは、アニメなどのキャラクターが描かれた2つの大型灯籠。会場には地元の人たちが絵付けをしたマンガ灯籠、約300個も並びました。
(マンガ灯籠まつり実行委員会 三宅格己副実行委員長)
「マンガの灯籠を作ったらどうかということで、地域の住民の方々に書いてもらったらいいなあいうことからこのマンガ灯籠まつり(の実施)に達しました」
(2017年の映像)
去年までは「マンガ絵ぶたまつり」として立体的なキャラクターが盛り上げていましたが、高齢化などによる作り手不足のため終了。そんな中、継続を望む声を受けて、立体像より手のかからない灯籠に変更してまつりを継続することになったのです。
(大型灯籠を制作ドリームファクトリ 鈴木貴雄代表)
「絵自体は非常に書きやすくて見栄えのするものができたと思います。こういった地域の事業というかお祭りを、できれば継続していきたいと考えています」

「絵ぶた」から「灯籠」に形を変えて引き継がれたまつりです。会場は、ライトアップされた大型灯籠などによって幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちの目を楽しませていました。
(灯籠を押した子ども)
「灯籠まつりはどんなふうか心配だったんですけど、楽しくできてうれしいです。会場のみんながわくわくして笑顔になっているのが見れてうれしかったです」

新たな恒例行事として、住民の思いがこもった灯籠がこれからも夏の夜を彩ることになります。