食糧難に苦しむアフリカのマリ共和国の人々に米を届けようと津山市の小学生が田植えをしました。

水田に子どもたちの歓声が響き渡ります。津山市の高野小学校で恒例行事となっている「支援米」の田植えです。この小学校では、食糧難に苦しむアフリカのマリ共和国の人々におくる米を29年にわたり作り続けています。

「マリに愛を込めて」

きょう(12日)は2年生と5年生、合わせておよそ140人が参加しキヌヒカリの苗を一本一本丁寧に植えていきました。

(参加した児童)
「マリの人においしく食べてほしい気持ちでやったらとても楽しくなった」
「マリの人たちが笑顔がこぼれるような米に育ってほしい」

小学校によりますと、支援米は9月に約500キロが収穫される予定で、12月にマリ共和国へ送ることにしています。