来年春のセンバツにつながる秋の高校野球地方大会です。岡山ではきのう(9日)決勝が行なわれました。


岡山大会決勝、先にゲームを動かしたのは創志学園でした。


2回表、ランナーを2塁に置いて、亀谷のライトオーバーのタイムリーツーベースで先制点を奪います。


その後、両チーム得点を重ねて2対2の同点で迎えた8回ウラ、おかやま山陽はランナー1・2塁のチャンスで途中出場の井川。


打球は、左中間を破り2人が生還。おかやま山陽がリードを奪います。


最後は、井川が三振で締めくくり、おかやま山陽が秋の県大会初優勝を飾りました。


(おかやま山陽 井川 駿 選手)
「『みんなで優勝しよう』と言っていたので、達成できて素直に嬉しいですし、中国大会もしっかり勝っていきたいと思います」


(おかやま山陽 渡邊颯人選手)
「難しい試合でしたが、少ないチャンスを生かすことが出来て、それが結果勝ちに繋がったので嬉しいです」

「きょうの結果に満足することなく、中国大会でも優勝できるようにやっていきたいです。その先は、チーム目標でもある甲子園3勝をしっかり達成できるようにやっていきたい」


一方、敗れた創志学園ですが、8月に就任した門馬監督にとって初の大会は準優勝という結果でした。


(創志学園 門馬敬治 監督)
「監督が私に代わって、選手たちも私自身も手探りな状態がある中で、ここまでこれたというのは選手とコーチの頑張りがあったと感じていますし、非常に感謝しています、それが一番ですね」


「結果がどうのこうのということよりも、まず選手を知りたいということ、それと同時に選手も僕のことを知りたかっただろうし、手探りな部分がいっぱいあったので、まだまだ一歩を踏み出した段階ですね」


「だからここで僕が評価をする必要はないと思うし、まだその先に伸びしろや可能性を感じながら過ごしてきた時間大会ですので、また更に練習をしたいと思っています」


10月28日からの中国大会には、おかやま山陽、創志学園、3位の岡山学芸館が出場します。