医療用などに使われるニトリルゴム製使い切り手袋の国内最大の生産拠点が、香川県坂出市に完成し、開所式が行われました。

坂出市の番の州臨海工業団地に整備された、国内最大のニトリル手袋の生産拠点です。

きのう(25日)、香川県の池田知事らがテープカットして開所を祝いました。

大手手袋製造メーカーショーワグローブが、新型コロナの世界的な流行で医療用ニトリル手袋が大幅に不足したことを受け、

手袋の安定供給を目指し約150億円をかけて整備した最新鋭の工場です。

(ショーワグローブ 星野達也社長)
「国境が封鎖されても、国内で医療用手袋を供給できるというのは大きな意味があると思っています」

(池田豊人香川県知事)
「技術を使ってリスクの小さい国内で製造が始まったんだと、そういった企業がぜひこの香川・瀬戸内に来ていただいたらいいなと。そのシンボルになるのではないかな」

事業所は年内に本格稼働します。










