岡山県備前市が実施したプロ野球観戦ツアーで、業務委託の契約に違法性があるとして市民が行った住民監査請求が、先月(9月)30日付で棄却されていたことが分かりました。
棄却、一部却下されたのは、備前市が昨年実施したオリックスバファローズの観戦ツアーについて市民の男性が行った住民監査請求です。約500万円の業務委託を随意契約でしたのは違法であると主張しましたが、契約から1年以上が経ち、請求要件を満たしていないなどとされました。
また、備前市が8月に実施したメジャーリーグ、ドジャースの観戦ツアーについても、「一部日程で1人50万円を超えるツアーが随意契約だったのは違法」と別の市民が住民監査請求を行っていましたが、これについても監査の結果、「競争入札を行ったがいずれも予定価格を超えていた」経緯があり、「落札者が決まらなかったため」の随意契約で、法令等に反していないとして棄却されています。










