あす(28日)から香川県高松市でジャパンパラ陸上競技大会が始まるのを前に、大会に出場する選手が香川県内の小学校を訪問する交流事業が行われました。

高松市の東植田小学校を訪れたのは、パラリンピック6大会出場の実績を持つ走り高跳びの鈴木徹選手です。交流事業は、パラスポーツを知る機会を増やそうと実施されているものです。

義足アスリートのパイオニアといわれる鈴木選手。講演で競技用と生活用の義足の違いなどを紹介したあと、児童と体験を通して交流しました。

義足を使って歩くのは初めての子どもたちです。

(児童)
「片足だけ高くなるので階段を上がっているみたい」

(児童)
「義足が重くて歩きにくいと感じました」

(鈴木徹選手)
「足があるとかないとか関係ないように思ってくれたと思うので、こういった機会を増やしていきたいと思いますし、積極的に参加してほしい」

ジャパンパラ陸上競技大会は、あすあさって(28日、29日)、高松市の屋島レクザムフィールドで開かれ、鈴木選手は走り高跳びに出場する予定です。