パリ五輪の競泳男子200メートル平泳ぎで5位入賞を果たした花車優選手が、ふるさとの香川県坂出市に帰ってきました。母校の小学校を訪れ、児童との交流を楽しみました。

(拍手)


児童や教員ら、約500人の盛大な拍手で迎えられた花車優選手です。

世界の舞台で活躍する先輩の訪問に、子どもたちは目を輝かせます。

(花車優選手)
「小学生の頃からオリンピック選手になってやろうとか、泳ぎが速かったかというとそうではありません。普通のお笑い番組が好きな小学生でした」

出場したパリ五輪競泳男子200メートル平泳ぎ決勝では、序盤からハイペースで進む中、最後まで3位争いに絡む粘り強い泳ぎで5位入賞を果たしました。世界のトップと競い合い、新たな楽しみを見つけたといいます。

(花車優選手)
「いろんな海外の選手と出会って、この選手にまた会って、一緒に大会に出たいとか、強い選手たちと話して、強くなりたいと思えるのが今の楽しみです」

児童との交流の時間も。男子とは「腕立て伏せ」…

女子とは「体の柔らかさ」を競いました。結果はまさかの…

「花車選手の負け」
(児童)

「思ってたより大きくてびっくりしました」

「花車選手が頑張ってきたことを自分に重ねて、今後に活かせると勉強になった」

(山路晃代副校長)
「相変わらず好青年で、子どもたちにいい影響を与えられたのでは」

今シーズンは一段落した花車選手。「さらなる高み」へと次を見据えています。

(花車優選手)
「すべて満足という形で帰ってきてはないので、リフレッシュもできて元気ももらえて、これからもう一度頑張りたい」

久しぶりに母校で過ごした時間は、花車選手にとってこれからの力になったようです。










