鉢の中で自然を表現する「盆栽」が、全国で窃盗の標的になっています。
持ち運びやすさと価値の高さに目を付けられ、この夏、高松市鬼無町で大量に盗まれていたことが分かりました。

(小寺健太記者 リポート)
「盆栽の産地として知られる高松市の鬼無町地区ですが、その盆栽の盗難の被害が相次いで発覚しています」
警察によりますと、この地区の2つの盆栽園で7月5日の夕方から翌朝にかけて、合わせて61鉢、総額約200万円が盗まれたということです。
そのうち1つの園主は、RSKの取材に「人の目が付きにくい保管場所で約2メートルの塀越しに盗られた」と話しています。

(北谷隆一さん)
「寿という黒松の種類なんですが、実際盗られたものとはちょっと違いますが、これぐらいのサイズだったと聞いています」
こう話すのは、同じ鬼無地区で盆栽園を営む北谷隆一さんです。
北谷さんは被害にあっていませんが、日々、不安を感じています。










