パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルに輝いた高松市出身の日下尚選手の凱旋パレードが市内中心部の商店街で行われました。

多くの市民の祝福を受け丸亀町壱番街に姿を見せた日下選手。胸元の金メダルが輝きます。パレードは香川県と高松市が共同で行ったもので、出発式では池田知事から「うどん県観光大使」にも任命されました。

「日下さ~ん」「ありがとう」

日下選手は、両親や恩師の竹下さんらと車に乗り込み、丸亀町、南新町の商店街を通って、3町ドームまでの約850メートルの区間をゆっくりと進みました。沿道には約2万人が詰めかけました。

(沿道の人)
「かっこよかったです」「初めて見たんで、パレード。楽しかったです」「ロサンゼルスでまた日の丸をあげてほしい」

(日下尚選手)「最高に楽しい850メートルでした」「金メダルがこんなに価値があるものなんだっていうのを自分自身も感じましたし、これを見た子どもたちにも夢を与えられたと思います、本当にありがとうございます」

「4年後もこの倍で、次はお願いします(それはどういう意味?)それは言えないですけど、4年後も、お願いします」

あすは高松市から、3人目となる市民栄誉賞が日下選手に贈られます。