吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている物質が検出された問題について、有識者らでつくる委員会が健康への影響と対策をまとめた報告書を町に提出しました。

報告書には、大学教授や医師らが昨年11月から審議してきた水道水を飲んだことによる健康への影響と対策がまとめられています。

(吉備中央町健康影響対策委員会・頼藤貴志委員長)
「抜本的対策としてやはり水道水質の管理の徹底、その後、健康影響にかんする提言を三つ述べさせていただいております。」

健康への影響については住民の特定検診などのデータを分析した結果、現時点では、水道水を飲んだことにより病気をもつ人の割合の増加は確認されていないとしています。

対策については、継続的な住民の健康状態の把握や、出産・子育てに対して科学的知見に基づいた助言、積極的な情報発信などが提言されました。報告を受け町は、早ければ来週中にも何らかの方向性を示す方針です。

(吉備中央町・山本雅則町長)
「これを読ませていただいて、熟考してしかしながらあまり時間を掛けず、町としての方向性をだすつもりです。」

提出された報告書は吉備中央町のHPなどにも掲載されるということです。