打ち砕かれた期待
「長いトンネルの先に、かすかな光が見えたと思っていたんですけども、それは幻でした。裁判長の歴史的な英断に期待していたんですけれども、大きな期待はずれでした」

こう落胆したのは、国立ハンセン病療養所 菊池恵楓園で自治会長代行を務める太田明さんです。
今日(1月28日)午前、太田さんは菊池恵楓園の近くの墓に手を合わせました。
ハンセン病の元患者たちが「隔離政策が生んだ最大の冤罪」と訴える「菊池事件」の再審請求。
再審を求める活動を続けながらも、去年亡くなった自治会長の志村康さんに、今日の決定を見届けると伝えるためです。

国立療養所菊池恵楓園入所者自治会 太田明 会長代行「がんばります。見守ってください」
「しっかりと結果を見届けたいと思います。終わればまた、改めて報告をしたいと思います」
ただ、午後に熊本地裁が下した決定は、太田さんや志村さんが期待したものではありませんでした。










