控訴審で弁護側は、松本被告が示談金として被害者2人に自動車保険で合計約1億3000万円を支払ったことを強調して、減刑を求めました。
また、危険運転については「高速での走行が事故の原因ではなく、ハンドルの切り過ぎによる事故で、危険運転にはあたらない」と主張しました。

一方、検察側は「控訴理由はなく棄却すべき」と主張しています。
父・邦祐さんは、事件から1年半が経った今も「怒りしかない」と話します。
亡くなった千尋さんの父・横田邦裕さん「この話に区切りをつけて前を向いて生きていきたいと思っているけど、松本被告はそこに対しても何も感じないんだろうなと。日を追うごとに怒りしか湧いてこない」

判決は12月22日に言い渡されます。









