大腸がんの早期発見につなげようと、熊本市は内視鏡検査の費用を、年代を限定して全額補助する方針で、希望者の受け付けを9月24日から始めます。

大腸がんは「がん」の中で患者数が最も多く、死亡率も高いため、早期発見、早期治療が重要となっています。

そこで、熊本市は2025年度から大腸がんのリスクが高まる55歳から59歳までの市民を対象に、大腸の内視鏡検査の検査費用を全額補助することにしました。

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検査を受けられるのは1人1回で、希望者は9月24日以降に、熊本市内の医療機関に電話で申し込んでほしいということです。

検査費用を全額負担するのは全国の市町村で初めてです。